この記事では、GoogleのAIモデル「Gemini」を、AIエディタ「Cursor」で利用するための設定手順を解説します。GeminiをCursorに連携させることで、コード生成から解説まで、様々なAIアシスト機能を活用し、解析の効率を大幅に向上させることができます。本記事を参考に、GeminiのパワーをCursorで体験してみましょう。
Google AI StudioのAPI keyの取得
- Google AI Studioにアクセスし、Googleアカウントでログインします。Google AI Studioは、GeminiなどのGoogleのAIモデルを利用するための開発者向けプラットフォームです。
- Google API keyの利用規約を確認し、内容に同意できる場合はチェックボックスにチェックを入れて「同意する」をクリックします。
- 「Get API key」ボタンを選択します。
表示される画面が異なる場合がありますが、どちらの画面でも「Get API key」を選択します。
- ポップアップ表示されるメニューから「API keyを作成」を選択します。
- API keyの作成が完了しました。生成されたAPIキーは、後ほどCursorに登録するために必要になります。
「Copy」をクリックしてAPIキーをクリップボードにコピーし、安全な場所に保管してください。この画面を閉じると、APIキーを再度確認することができなくなりますので、必ず控えを取ってから閉じるように注意してください。
CursorにGoogle AI Studio API keyを認証する
- Cursorを起動します。メニューバーから「Code」>「Preferences」>「Cursor Settings」を選択して設定画面を開きます。あるいは、右上の歯車アイコンを選択することで設定画面を開くことができます（下記画像）。
- 設定画面の左側にあるメニューから「Models」タブを選択します。画面を下にスクロールすると「Google API key」という項目があります。先ほどGoogle AI Studioで取得し保管したAPIキーを、この入力欄にペーストし、「Verify」ボタンをクリックします。
- APIキーの認証が完了すると、利用可能なモデルの一覧にGeminiのモデルが表示されるようになります。利用したいGeminiのモデルの横にあるチェックボックスにチェックを入れます。これにより、Cursor内でGeminiのモデルが利用可能になります。
これで、Cursor上でGeminiの各種モデルを使用する準備が完了しました。コードの生成や編集、質問応答など、様々な場面でGeminiの力を借りることができます。
無料プランのGeminiを使用する場合、入力されたデータがモデルの学習に利用される可能性があります。そのため、個人情報や機密情報など、学習利用されたくない情報は入力しないように注意してください。
まとめ
この記事では、Googleの高性能AIモデル「Gemini」を、AIエディタである「Cursor」で利用するための設定手順を詳しく解説しました。 最新の無料枠や利用条件については、Google AI Studioの公式情報を参照してください。
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